お歳暮は一年の感謝を伝える挨拶のしるしです。
もしもあなたの親戚に喪中の方がいらしたら?
喪中の方に お歳暮を贈るコトは どうなのか?
について 詳しく確認してみましょう。
お歳暮を喪中の親戚に贈ることは大丈夫?
そもそも お歳暮というのは、日ごろお世話になっている方へ、
感謝の気持ちを伝える日本の古い文化の一つです。
(由来は少し違いますが)
お祝い事、いわゆる慶事には当たりませんので、
相手の方が喪中であっても、贈ることに差し支えありません。
毎年の恒例として贈っているのなら、
例年通り贈って大丈夫ですよ(^^♪
お歳暮を喪中の方に贈る時のマナー
では、まったく何も気にすることなく贈る♪で良いのでしょうか?
少しだけ、気にしてほしいポイントがあります。
忌中を避ける
忌中(四十九日の間)が明けてから、贈るようにしましょう。
仏事で忙しくもあります。
もしも、忌中が年をまたいでしまうような時期であれば、
お歳暮ではなく、松の内の明けた1月8日(または15日)以降に、寒中見舞いとして贈りましょう。
のしに気をつける
のしは紅白の水引きはかけずに、白無地の短冊などをつかいます。
普段使うお歳暮ののしはコレですが↓
喪中の相手には 紅白の水引きはかけずに、白無地の短冊などをつかいます。
このような短冊のしを使いましょう!
お歳暮を喪中の方に贈る場合の送り状はどうしたらいい?
お歳暮を郵送する場合は、品物だけではなく、送り状を必ず添えることがマナーです。
喪中の場合、その送り状はどう書けばいいのか、悩むところですね(´;ω;`)
基本的には送り状のなかに、喪中のことについて触れる必要はありません。
普段通りの流れで良いのです。
頭語
時候の挨拶
安否の挨拶(喪中の場合は書かない)
日ごろの感謝の気持ち
来年のお付き合いも願う気持ち
品物のこと
末文
結語
が一般的な流れですが、
安否の挨拶
例えば、
「その後いかがお過ごしでしょうか」
「その後お変わりありませんでしょうか」
などの言葉は、喪中の場合には控えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
お歳暮は日ごろお世話になった人へ感謝の気持ちを伝えるものです。
相手方が喪中の場合も、
忌中やのしにだけ気をつけてれば大丈夫。
年賀状でやり取りのある場合は、
松の内を過ぎてから寒中見舞いなどでお悔やみを伝えられると良いですね。