お歳暮

お歳暮とは?贈る時期とマナーを解説♪気になる相場はどれくらい?

 

秋から冬にかけて、CMでよく流れる
「お歳暮」

あなたも目にしたことはありませんか?

お歳暮って 普段は使わない言葉ですが、
「そもそもお歳暮ってなに???お歳暮のマナーのなんぞや」

について 少し詳しく解説していきたいと思います。

 

お歳暮とは?

歳暮(さいぼ、せいぼ)という言葉が、年の暮れを意味しています。

お歳暮の起源は

「お正月を迎えるにあたり、神様に新年の福を呼んでいただくためにお供えするための物」

のようです!!

不思議ですよね。
現代では、「一年間のご挨拶」となっていますが、
もともとの意味は、
これから、新しく迎える新年のためのお供え物だったなんて・・・!

お正月の神様を迎えてお祝いするために、家族が暮れまでに、本家などにお供え物を持ち寄るという習わしもあったようです。

それがいつしか
「家族や、本家にもっていくお供えもの」
「お世話になっている人にもっていく贈り物」になっていき、
現代のお歳暮の文化になっていったと考えられています(*´ω`*)

今では、お歳暮といえば、
日ごろお世話になっている、友人、知人、家族、両親、義両親、仕事上の相手 など
その幅もとても広くなっています。

 

お歳暮を贈る時期とマナーを知ろう

では、お歳暮を贈る時期っていつなんでしょうか?

よく秋から冬にかけてテレビCMは流れていますが、

その言葉「歳暮」に 年の暮れ の意味があるように、
12月の1日~20日くらいまでに贈ることが一般的のようです。

12月10日~20日が、お歳暮を贈る正式なマナーとされていますが、
今は12月に入ったらすぐにでも 良いようです(*’ω’*)

のしの書き方

お歳暮には のし(熨斗)を添えます。

持参してて手渡しできる場合は外のし 遠方の方に宅配便などで送る場合は内のし とします。

外のしとは・・・品物を包装したその上に掛けるものです。
内のしとは・・・品物に直接短冊のしなどをつけ、その上から包装します。

 

店頭でお歳暮の品物を購入して包装を頼む場合

「のしはどうされますか?」などと聞かれると思うので、
お店の方にお任せするのもありですよ^^

私もスーパーレジの経験があり、のしは散々書いてきましたが、
店員の私にお任せしてくださることがとても多かったです。

 

「外のし」だと 表書きがはっきりしているので分かりやすさはあるのですが
「内のし」だと 持っていく際にのしが破れたり汚れたり、ひっかかったりすることもないので
「内のし」のほうが 私はおススメです(・´з`・)

 

水引きは蝶結びのものを選びます。
基本的に「のし」はつけますが、お魚やお肉など生ものには「のし」はつけません。

 

お歳暮を渡すときのマナー

持参して手渡しする場合、早朝やお昼など食事時を避けます。
午前10時~11時午後14時から16時をめどに訪問します。

宅配便で送る場合、正式なマナーとして送り状を先に送ることが必要です。
お歳暮を贈るより先に送り状を郵送することが一番なのですが、
お品物に同封して送ることも可能です(^^♪

お歳暮を贈る時期を過ぎてしまったら

もしもうっかり、お歳暮を贈る時期を過ぎてしまったらどうしたらよいのでしょうか!!

この場合、表書きを変えましょう。

12月20日~年内・・・「寒中御見舞」「寒中御伺」など
1月1日~1月7日・・・「御年賀」「新年のご挨拶」など
1月8日~1月末ごろまで・・・「寒中御見舞」「寒中御伺」など

注意)喪中の相手には「御年賀」や「新年のご挨拶」は使えません。


お歳暮の相場はどれくらい?

気になるお歳暮の相場は どれくらいでしょうか?

相手に関係なく、3000~5000円くらいが相場だと言われています。

 

せっかくなので、儀式的なものではなく、贈る相手が喜んでくれるようなものを選びたいですね(*´ω`*)

お歳暮商戦もあってか、いろいろな商品がたくさん出回っています。

相手の方の家族構成や趣味や趣向を見極めて、
喜ぶ顔を想像しながら選ぶと良いかもしれません(*’ω’*)

もしも相手方の好みや家族構成などが分からない場合は
無難なもの(調味料や消耗品など)を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

お歳暮は 起源こそ神様へのお供え物でしたが、
今ではお世話になった方へ、もしくはこれからお世話になる方へ
贈るご挨拶の贈り物になります。

しかし一度始めてしまうとやめ時も難しいため
よく考えて、贈る相手を選んでくださいね(*´ω`*)