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桜の時期も過ぎ、今年も潮干狩りの季節がやってきました。
潮干狩りは場所によって当たりはずれもあります。たくさん採れると本当に嬉しいですよね♪
ですが・・・
嬉しい反面食べきれない量だと困っちゃうことも。
今日は潮干狩りで見つけた美味しいアサリの日持ちする期間と上手に保存する方法をお伝えします!
潮干狩りのあさりの日持ちはどれくらい?
潮干狩りで採れたアサリは、どれくらい日持ちするのでしょうか?初めてアサリを採って帰った日、単純に海水につけておけばいいと思っていた私は
全滅させてしまった経験があります。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
保存方法や置き場所などによって多少変わるのですが、基本的に 生のままだと1日~2日、最長でも三日と思っておきましょう。
できれば持ち帰ったらすぐに砂抜きをし、その日のうちまたは次の日までに調理します。
死んだアサリは砂抜きの時点ですべて取り除いておきます。
⇒その方法とは?
水の中で ゴシゴシと貝と貝をこすり合わせるように強く揉み洗いします。
この時に口が少し開いたものは「死んでいるアサリ」です。
死んだアサリは貝柱の貝を閉じる力が弱くなっていますので、力を加えることによって口が開きます。
逆に生きているアサリはびっくりして貝を固く閉じますのでわかりやすいはず。
死なせてしまった貝を食べないためにも、「持ち帰ったらすぐに」砂抜きをして死んでしまった子を取り除くことが基本です!
死んだアサリを食べると危険!?
死んでしまったアサリを食べることは危険が伴います。
「いやいや 食べる時は死んでるやん」って思いがちですが、
正しくは「死んでしまった貝が腐っていたら危険」ということです。
死んですぐ、せめて5時間以内に調理するのでしたら ほとんどの場合大丈夫です。(炎天下などで死んでいたらだめです!)
アサリは死んでからの時間次第で食べても大丈夫かどうかが変わってきます。動物系を食べるのに生きたまま食べることはそんなにありませんし、死んでいるからといって食べられないとは限りません。
貝が死んだあとの時間の経過によっては腐っている可能性があるので危険であるということです。
死んで腐ってしまったアサリが危険な理由
腐ってしまったアサリなどの貝類は、「貝毒」と呼ばれる毒を発生します。
この「貝毒」を食べてしまうと食中毒になり下痢や嘔吐を起こしちゃうのですが、この貝毒の症状はめちゃくちゃ激しくとてもキツイです。
しかも厄介なことに、アサリなどの貝類は死んでしまうとものすごい速さで菌が増殖します。貝毒にあたると30分もすれば腹痛や下痢、嘔吐が始まります。
食中毒にならないためにも、死んだアサリを見つけたら速やかに取り出して、アサリさんには申し訳ないですが、捨ててくださいね。
死んだアサリと生きているアサリの見分け方
では 死んでいるアサリと生きているアサリはどうやって見分けるのでしょうか?
砂抜き処理をしたあと、開いている貝を触ってみてすぐにとじてくれたらまだ生きています。
触ってもまったく動かない、でろーんと中身がでたまま ピクリともしない場合は死んでいます。
まずは調理前にすべての貝を触ってみましょう!ほとんどの貝が貝を閉じてくれてるので死んでいる貝は見た目的にもすぐにわかるはず。
でろーんと出たままピクリとも動かない貝は取り除いておきましょう。
調理後には貝がひらきますが、ここで開かなかった貝も、無理やり開いて食べることは危険が伴います。
もしかしたら 死んでいる貝かもしれませんし、貝の蝶番(ちょうつがい)が壊れていてうまく開かないだけかもしれません。
どちらなのか(死んでいるか生きてたけど壊れてるのか)見分ける方法はないので、口が開いていない貝は食べないことが大切です。
潮干狩りで持ち帰ったあさりの保存方法とは?
潮干狩りでたくさん採れたあさりも、その日のうち、次の日に食べきれないほどにたくさん採れてしまったら保存することができます。
それは「冷凍」です。
砂抜きして貝殻を擦り合わせてしっかり洗ったら食べる分ずつ小分けにしてジップロックなどに入れ冷凍してしまいましょう。アサリは貝殻が身を守って直接空気に触れないために、2か月程度は冷凍保存可能です。
冷凍することによってアサリは死にますが、腐敗は防ぐことができます。ので保存がしっかりできます。
冷凍することで死ぬので、調理の時貝が自力で貝殻を開けることはできません。味噌汁や吸い物などを作る場合、活きたアサリならば水から入れて旨味を出しますが冷凍アサリは水から煮てはいけません!
ぐつぐつと沸騰した熱湯に”凍ったままのあさり”を入れて刺激を与え貝殻を開けます。
酒蒸しならば、フライパンに水を少し沸騰させアサリを入れて良くゆすると殻が開きます。やってみてくださいね!
潮干狩りのあさりの日持ちについてまとめ
潮干狩りでたくさんあさりが採れたら、しっかり砂抜きをして食べられる分だけ調理、食べられない分はすぐに小分けして冷凍してくださいね♪
砂抜きをするとき、砂抜きをし終わった後、死んだアサリがいないか確かめてそれぞれの工程で見つけたらすぐに取り出して捨てるようにしてください。
美味しいアサリを食べて 幸せな時間をすごしてください♡ 最後までお読みいただき ありがとうございました(*´ω`*)