アサリの美味しい季節になると、スーパーの鮮魚コーナーなんかには
元気に水を吐くアサリが売られています。
市販されているアサリは、すでに砂抜きされているものもあれば、砂抜きをしてくださいと表示されたパッケージに入っているものも。
市販のアサリは砂抜きするべきなんでしょうか?
今日のお題は市販品のあさりの砂抜きについて説明します。
あさりの砂抜きは市販のものでもするの?
あさりの砂抜きって、なんだか難しそう。
初めて私があさりを買ったときは、砂抜き済みと表示されているものを買ったくらい「砂抜き」から逃げました。
でも。市販品のあさりは、例え「砂抜き済み」と書かれていても 砂抜きをするべきです。
私は初めて買ったあさりの「砂抜き済み」ラベルをうっかり信用してそのまま調理したので、見事なまでのじゃりじゃり感でした・・・・・。
あさりを販売している問屋は、一応の砂抜きはしてるけど、砂抜きをしすぎるとあさりの体力が落ちてしまい鮮度が落ちるので、最低限しかしないとのこと。
どうやら、「砂抜き済み」と書かれているアサリでも、「じゃりっ」を避けるためには砂抜きすることは必須のようです!
なかには、ちょっとこれ小石なんじゃないの!?ってくらい大きめの砂をもっているアサリちゃんもいるらしく、歯が欠けちゃったよ・・・なんて報告もあるらしいので気を付けましょうね!
あさりの砂抜きのやり方を伝授♪
水 1リットル
塩 大さじ2(30~35gまで)
揚げ物などに使うアルミトレイなど(網も必須)
※海水と同じくらいの塩分濃度にする必要があり、海水は塩分約3%なのでこの分量になります。
食塩や、クッキングソルトでは、うまく砂を吐きません。
なるべく海水に近い(不純物の多い)天然の塩を使ってくださいね♪
先に水と塩を混ぜて、塩水を作ります。(水の温度は15度~20度を目安に)
1 アサリをよく水洗いします。
ここは真水でも大丈夫。じゃーじゃーざぶざぶと洗ってアサリの表面を洗います。
市販品だからそんなに砂とかついてないかもしれませんが一応ですね(*´ω`*)
2 よく洗ったアサリを、網付きトレイの網の上に重ならないように綺麗に並べます。
ボウルとザルでもいいのですが、しっかり砂抜きするには曲線のボウルより真っすぐのトレイが一番!です。網の上に並べる理由は、網の下にアサリの吐いた砂を落とすため。
3 作った塩水をアサリにかけます。
ここで重要ポイント!
アサリが完全に水没しないように水をかけることが大切です。
アサリには出水管と吸水管があり、二つの管で呼吸と入排水をしています。砂を吐くのは出水管から。完全に水没させてしまうと、この出水管を空気中に出すことが出来なくなり、砂が吐けません。二つの管が空気中に出せるように、アサリに7割程度水がかかるくらいにしましょう。
4 水をかけたアサリは新聞紙で覆います。
暗くすることも必要!!水を吐くからといって、密閉してはいけません。アサリも生き物なので酸素が必要です。
静かで涼しい場所に置いておきましょう。市販品の場合は砂抜きを一度しているので、2時間~で、ほとんど砂を吐いてくれます。
砂を吐かせたあとは、塩水を捨ててさらに1時間ほど置いておきます。塩水を吐かせるためです。(塩抜き)
長時間ほったらかすと、アサリも弱ってしまうので、気にしてあげてくださいね(*´ω`*)w
要は、海と同じような環境にしてあげることが大切なのです。音にも敏感なので、準備ができたら静かな場所に置くことがとても大切です!
振動を感じたりすると、アサリはびっくりして出水菅を引っ込めてしまいます。そうなると砂を吐かないので、涼しくて、暗くて、静かな場所に必ず置いてくださいね
アサリの砂抜き~時短の方法もある!!
先に紹介したやり方は王道で時間のかかるものですが、たったの5分で出来る!と話題の方法があります。
それもチラッとご紹介しますね♪
それは『50℃洗い』と言われています。塩を準備する必要もなく、50度のお湯に5分~ほど付けるだけ
話題の50度洗い★プリプリ!あさり砂抜き by AZberry
15分でほぼ完璧に近い砂抜きが出来るとのこと!!!!
しかもですね、身がふっくらして、より美味しくなっちゃうなんて夢みたいな話。
アサリは、死なない程度のストレスを与えることによって、自分の持っているアミノ酸の『コハク酸』という旨み成分を一気に増やす性質があるのだとか!!
だけどこれ、うまくいった!と言う人と、全然だめやん・・・って人と両極端のようなんです。
私も実は、1回だけ挑戦してみたのだけど、うまくいきませんでした(;^ω^)
もし挑戦してみて上手くやれたら是非教えてくださいね♪w
あさりの砂抜きをしても開かないのは死んでるの?
あさりの砂抜きをしても、あれ?生きてる?死んでる?ってわからないことがあります。
でも安心してください、貝が閉じていること=死んでいるではありません。
むしろ、ぱっかーーーんと開いてしまっているアサリは貝柱の殻を閉じる力が無くなって死んでいる可能性が高いです。
そんなアサリはすぐに除去してくださいね。
どうしても気になる時は、アサリが生きているかどうか確かめます。
水を全部捨てて、がしゃがしゃと混ぜてみます。その時に、貝が生きていればびっくりしてすぐに貝の中に閉じこもるので、
貝が閉まっていたら生きていると解釈しましょう。生きている証拠は 貝が閉まっていることなのです!
あれ!? でも確か。
「貝が閉じてるやつは、死んでるから食べちゃダメだっ」
なんて聞いた事ありませんか?
それは熱を入れた時のことで、熱を入れても貝が開かないのは、貝自体がすでに死んでいて死後硬直のため開かない または蝶番が壊れていて開かない かのどちらかになります。
そしてそれは誰にもわかりませんし、いつ死んだのかもわからないので食べるのは危険。。。なんですよね。
熱を入れる前に口が閉じていても、生きているのか死後硬直なのか、知るすべはありません。
なので、こじ開けて食べるなんてことはしないようにしてください。
開き方が微妙なのも同じです。数ミリ程度しか貝が開いていないものは、死後の毒素を含んでいる可能性もあり、食べないほうがよいかも。
あさりの砂抜きの時点で、貝が開いていないことは心配しないでくださいね(*´ω`*)
熱処理後に開いていない物だけ、捨てれば大丈夫ですよ!
アサリの砂抜きについてまとめ
いかがでしたか??
アサリの砂抜きは丁寧にしっかりやることで、あの「じゃりっ」を最小限におさえることができます。
ポイントは
- 海水と同程度の濃度の塩水を作ること。(3%)
- 塩は食塩ではなく、天然の塩を使うこと。
- 塩水を入れすぎて水没させないこと。
- 酸素が必要なので密閉しないこと。
- 静かで暗い場所におくこと。
です(*´ω`*)
砂はアサリの殻とアサリの間にも残っていたりすることがあるので、完全に100%除去する・・・となると、貝をむいてむき身にするしかないですが、
しっかり海に近い環境を作ってあげて、砂抜きをすれば ほとんど除去できると思います。
美味しいアサリ料理のために 頑張ってくださいね(*´ω`*)