端午の節句

鯉のぼりは毎日しまうもの?雨の日はどうするのが正解!?

供の節句を祝い5月の美しい青空に放つこいのぼり。
晴れた日や風のある日は気持ちよさそうに泳いでる姿が見られますよね(*´ω`*)

ただこのこいのぼり。時期が過ぎるまで飾りっぱなしでもよいのでしょうか?
雨が降った日は??

今日は”こいのぼり”のしまうタイミングや雨の日について!お伝えしますね♪

鯉のぼりは毎日しまうものなの!?その理由とは。

「こいのぼりは毎日しまいなさい。」なんて聞いたことはありませんか?
昔の人は、こいのぼりが夜露に濡れると子供が風邪をひく と言っていたとか・・・。

子供の健康と健やかな成長を願うこいのぼりなので、そういわれればなんとなくそうかも・・・とは思います。が。

実際こいのぼりを取り扱う人形屋の方にお話を伺ってみたところ
「朝出して、夕方にしまう」が一番良いと言われました。
大きな理由として3つあります。

理由1 長持ちさせるため

こいのぼりの耐久性は、生地にもよりますが3年~6年ほどです。
ですが飾り始めて一度もしまうことなく、雨ざらし日ざらし出しっぱなしでは、この耐久性はグンと下がります。
昼間晴れていたとしても、夜に雨が降らないとは限りませんし、夜露にもさらされます。
強風が吹いていて、朝になったらこいのぼりが足りない!!!なんてことも、実際起きている話です。

理由2 ご近所トラブルを避けるため(お隣さんが近い場合)

こいのぼりは、昼間だと生活音にまぎれてあまり気にならないのですが、夜に風が強かったり静かになると意外と気になる音をだします。
特に一番上についている「矢車」(やぐるま)は、回っている音が騒音になり、ご近所トラブルのもとになりかねません。

嘘みたいな本当の話なのですが、年末の風物詩である「除夜の鐘」でさえ騒音だと言われ自粛するこのご時世です。

そしてもう一つ、マンションなどの集合住宅だと、お隣近所のベランダに乗りこまないとも言えません。(こいのぼりがですよ!)
お昼間ならまだしも、夜中にベランダにこいのぼりがバッサバッサと音を立ててぶつかってきたりすれば、それはそれは怖いです(; ・`д・´)し、音がとても気になるはずです。
ご近所トラブルを起こさないためにも、夜はしまっておく方が無難だと言えそうです。

理由3 夜見ると本当に冗談抜きで不気味・怖い

こいのぼりは、昼間みてこその風物詩。ライトアップでもされていない限り、夜空で泳ぐこいのぼりはちょっと…本当に怖いというか不気味だっって声がネットでもよく見られます。

ちなみになんですが、こいのぼりは「お天道様」に男の子がいることを知らせるためのもの・・・なんだとか。
いつでも飾っておくわけではなく、「お天道様」が出ている時にこいのぼりを飾ることがよさそうですね(*´ω`*)

鯉のぼり、雨の日はどうする!?

晴れの日に飾るこいのぼりはとても気持ちよさそうに泳ぎますが、雨の日はどうでしょう。
雨の強さにもよるかと思いますが、雨がザーザー降っている時に、こいのぼりが元気に泳いでいる姿をあなたは見たことがありますか?

雨の日はしまっておくことが一般的です。先にも書きましたが、「お天道様」がでていない雨の日には出さなくて良さそうです。
雨にさらされると酸性雨の影響でこいのぼりがさらに傷みやすくなり劣化を早めてしまいます。

雨に濡れてしまったらどうしたらいい?

天気予報に逆らって急に降る雨は防ぎようがありません。
雨に打たれてしまったこいのぼりは できるだけ乾かしてあげましょう。もしも汚れがヒドイ場合は、お風呂の浴槽をつかってぬるま湯に中性洗剤を溶かし浸け置きします。10分ほど放置した後に、やさしく押し洗いをします。金箔などがついている場合は触らないようにしましょう!
とれちゃいます(;^ω^)
タオルでトントンと水分を取り、ドライヤー(冷風で)を使って適度に乾かします。
一日陰干しをすれば 乾いてくれるはずです!

こいのぼりは毎日しまうものなの?についてまとめ

こいのぼりは、季節を感じられる素敵な風物詩です。
長く立派にもたせるためにも、洗濯物を干すついでに飾り、洗濯物を取り込むついでにこいのぼりも取り込んでみてくださいね♡