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今さら聞けない喪服の選び方徹底解説!NG素材やシルエットも覚えよう

今さら聞けない喪服の選び方徹底解説!NG素材やシルエットも覚えよう

この記事では、今さら聞けない喪服の選び方を解説していきます。昨今では、喪服 ユニクロでも買える便利な時代になりました。しかし、手軽に買えるがゆえに喪服の選び方も多様化していますよね。自分では常識の範囲内で選んだつもりでも、実際に葬儀の場で恥ずかしい思いをしてしまった…という事態を避けるためにも、適切な喪服の選び方を知っておきましょう。

喪服の選び方を徹底解説!

喪服の選び方は、いくつかのポイントを押さえておきましょう。日本人にとっての喪服には複数の種類があり、誰の葬儀なのかによって喪服の選び方も変わってきます。1着決まったものを持つよりも、いくつか選べる種類を保有しておいたほうが良いかもしれません。ここからは、喪服の選び方で押さえておきたいポイントを解説していきます。

喪服の選び方ポイント①葬儀別に違った喪服を選ぶ

喪服の選び方1つ目は、誰の葬儀かによって違った喪服を選ぶことです。親族の場合は一般的な葬儀と同じ「準喪服」を選びます。男性は光沢のない黒スーツ、女性は同じく光沢のないワンピースで参列しましょう。ただし、規模の小さな葬儀に参列する際には略喪服と呼ばれるよりカジュアルな喪服を選んで良い場合もありますよ。

喪服の選び方ポイント②肌を見せない

喪服の選び方2つ目は、肌を見せないことです。肌の露出を控え、全身を黒でまとめるようにしましょう。女性はスカートが多いと思いますが、脚の露出を避けるため黒いストッキングを着用します。スカートの長さは、膝下くらいまでのものがベストですよ。

ただし夏場は暑いので、5分袖や7分袖でもマナー違反ではありません。上に羽織れるジャケットを用意しておけば、臨機応変に調節できますね。

喪服の選び方ポイント③動物を連想させる生地を避ける

喪服の選び方3つ目は、動物を連想させる生地を避けることです。動物を連想させる生地は、殺生をイメージさせるため葬儀にはふさわしくないといわれています。毛皮はもちろん、爬虫類系の革製品も避けましょう。また、クロコダイルなどの生地はどうしても光沢が出てしまうので、葬儀の場に適さないとされています。動物系の生地はNGと覚えておきましょう!

喪服の選び方ポイント④ゆとりのあるシルエットを選ぶ

喪服の選び方4つ目は、ゆとりのあるシルエットを選ぶことです。身体のラインが出るシルエットの喪服は、葬儀にはふさわしくありません。ダボダボでサイズの合っていない喪服も適しませんが、適度にゆとりのあるシルエットのものを選ぶようにしましょう。喪服を買う際には、年齢や体型の変化にも対応できるデザインを選ぶのもポイントですね。

喪服の選び方ポイント⑤色味の深さをチェックする

喪服の選び方5つ目は、色味の深さをチェックすることです。喪服はほかの衣類と違って特殊な方法で染められており、生地の質感や黒の「濃さ」「深さ」が全く違います。質の良い喪服ほど光沢のない漆黒で高級感が漂っていますよ。また、光沢のあるブラックは葬儀の場には適しませんので、選ばないようにしましょう。喪服を選ぶ際には、ぜひ黒色の深さにも注目してみてくださいね。

まとめ

喪服の選び方を解説しました。トレンドファッションと同じ基準で喪服を選んでしまうと、場違いになったり、参列者の人たちに不快な思いをさせてしまったりする可能性もあります。一般常識やマナーに準じた最適な喪服を選んで、いくつか種類を揃えておくと良いでしょう。今さら聞けない喪服の選び方ですが、基礎を押さえておくだけで、誠意やお悔やみの意思が伝わるでしょう。