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「トマト缶って危険らしいよ」
なんて聞いたことはありませんか?カルディやカゴメなど トマト缶を生産販売している業者はたくさんあります。日本だけではなく イタリア産や中国産もおおいですね。
トマトは美容のためには欠かせない「リコピン」が豊富に含まれている食材。
生のトマトよりもリコピンたくさん摂れると聞いたら、毎日でも食べたい!!なんて思ってたんですが。
「トマト缶って危険らしいよ・・・!」の言葉に動揺を隠せなかった私。
そういえばトマト缶って生のトマトに比べるととっても安いですよね!!
とうわけで今日はトマト缶がなぜ危険と言われているのか、なんでそんなに安いのか その
理由を探って 不安を解決させちゃいましょう!!!
なぜトマト缶は危険って言われているの?
トマト缶が危険と言われているのはなぜなのでしょうか?
巷でうわさになっているのは どうやらこういうことらしいのです。
缶の内側には、BPA(ビスフェノールA)という成分が使われていて、これがトマトの酸の影響で溶けだしてしまい それを食べることによって身体に悪い影響を与えてしまうといわれている。
でも、安心してOK!
欧州連合(EU)の専門機関「欧州食品安全機関(European Food Safety Authority、EFSA)」は21日、食品用缶詰の内面被膜やその他の製品に広く使用されている化学物質「ビスフェノールA(bisphenol A、BPA)」の消費者への健康リスクについて皆無と発表した。EFSA(欧州食品安全機関)
ヨーロッパの専門機関の調査で「消費者への健康リスクについて皆無」とはっきり言われています。専門の機関がきちんと調べた結果、大丈夫だと結論づけられているので、私たちが不安に思う必要はなさそうです。
ビスフェノールAについては、既に動物を用いて毒性と発がん性についての試験が実施されています。欧米では、それらの試験に基づき、人が一生の間、毎日摂取してもこれ以下ならば健康に影響は受けないとされる「耐容一日摂取量」を体重1kg当たり0.05mg(0.05mg/kg体重/日)としています(体重50kgの人では、一日に2.5mgまでは摂取しても、特に問題はないということになります)。
出典:食品のQ&A
輸入のトマト缶のBPAが溶け出ている量は0.023~0,029ppmと言われています。
成人した大人が摂取しても問題ない量が約2,5ppm以下とされているので、
一日に100缶以上食べたら危険な数値になるようですね。100缶。
トマト缶が安い理由は??
ところで、トマト缶がやっすい理由はなんでしょうか?
トマトの缶詰の場合、規格から外れてしまったもの(大きさ・形・キズなど)のトマトを使えるので、生産のロスを減らすことができます。
生のトマトと違って海外生産も可能。ということは生産コストも安く抑えられる。
規格外だけで100%生産しているわけではないですが、メーカー側は規格外と合わせて一定量購入する条件などで単価を下げることができますし
農家側は単価が下がったとしても トマトの出来に関係なく‘安定した収入’が得られます。
安全なトマト缶はあるの?
たまに、BPAフリーと記載されているトマト缶があるようですが、私はまだ見たことがありません。
100缶以上食べなければ問題ないとは言っても、やっぱり知ってしまった以上食べたくないよぉぉ こわいよぉぉお
なんて人は、トマト缶以外のものを選びましょう。
- トマトの瓶詰
- トマトの紙パック
- 冷凍トマト
- ドライトマト
などなど。
それに、トマト缶だけではなくプラスチック製のトレーやラップなどにもBPAは含まれていることがあります。
ってことは、普段からうちで使っているタッパーやボトルなんかも使われているものはきっとあるはず。
だからトマト缶ばっかり気にする必要はないんじゃないかなぁって個人的には思います。
トマト缶の危険性についてまとめ
危険と言われている理由は 缶詰の内側に使われているBPAという物質がトマトの酸によって溶け出してしまうこと、それが体に悪影響を及ぼす可能性があるからということでした。
カルディのトマト缶が危険だとか、イタリア産のトマト缶が危険だとか それに限らずどんなトマト缶でも 1日100缶とか 途方もない数を食べてしまわなければ 健康被害にはならないということです。
なんにでも言えることだと思うけど、食べすぎやりすぎ 飲みすぎ は良くないですよね!
「ばっかり食べ」をしなければ 神経質になる必要はなさそうです。
どうしても気になるのであれば、「食べない」という選択をすればいいのです。
※ 妊婦や小さい子供には 少々神経質でもいいと思います(/ω\)大事な子供に何かあったら・・・と考えると 少しでも不安材料は取り除いておいた方がいいですしね(*‘ω‘ *)
おまけ
缶詰って、缶の内側からの金属の害はないようにきちんと処理されています。そして中身も、熱処理をされているので雑菌はなくなっていますし、酸素は脱気されてから缶封されています。
つまり「菌」も「酸素」がない状態なので、腐る事はありません。
内容物が加熱されていることと、酸素が含まれていないことで保存が保たれているので、缶詰を開封すると酸素が入ってしまうので一気に酸化が進んでしまいます。
というわけで、トマト缶に限らず缶詰類は、開けてしまったらすぐに使い切るか、別容器にうつしてくださいね(*‘ω‘ *)