毎日の子育て、本当にお疲れ様です。
忙しい育児に追われながらぶつかる関門のひとつで、必ずといっていいほどに訪れる離乳食食べてくれない問題。
グズっている子どもをあやしながら、昼寝してくれている隙間時間を駆使して一生懸命作る離乳食なのに、いざ食べさせようとするとまったく食べてくれない!
作っては捨て 作っては捨てと 心くじけそうになっていませんか?
そんな頑張るあなたのために、離乳食食べてくれない問題の解決策をご紹介しますね!
生後8か月の赤ちゃんが離乳食を食べない!
離乳食を手作りしても食べない!その原因は?
生後8か月ともなると、離乳食もゴックン期からモグモグ期へとステップアップをしていきます。
育児書やインターネットで調べると、
細かくみじん切りにした野菜を くたくたに煮て食べさせましょう。
と書いていることが多くないですか?
と、私も半信半疑で、8か月になった息子に食べさせてみるものの、、、食べない。
育児書の通り作ったものでもまったく食べてくれず、吐き出されることなんて日常茶飯事でした。
私の息子は、ゴックン期は問題なく、ドロドロのものなら好んで食べてくれる子だったので、
モグモグ期でつまずくなんて思ってもいませんでした。
【味やにおい】がだめなのかもしれない
大人になっても、食べ物の好き嫌いが一つはあると思います。
筆者も食わず嫌い、好き嫌いが多くて、息子に同じような思いはしてほしくないので、
頑張って食べてほしいとは思っていたのですが、いかんせん食べてくれない…。
特に息子が味やにおいが受け付けなかったのは納豆でした。
子どもをよく見ながら食べさせてみると、表情や吐き出し方から、味が嫌なのか、においがダメなのかが、なんとなくですが わかる瞬間があります。
息子はわかりやすいほうで、オエーっと声に出して身震いをしていました。
よっぽど納豆が嫌いなようです。こんな風に子どもをよく観察して 食べ物の好き嫌いを探ってあげましょう。
食べ物の好き嫌いがわかったら、対処法を見つけましょう。
☆〈好きなものに混ぜてみる〉
☆〈ドロドロのものと一緒にあげてみる〉
☆〈作りたてをあげてみる。〉
いろんなことを試しているうちに、慣れてきて食べるようになった!なんてこともあります。
うちの息子の場合、納豆をあらゆる方法であげてみましたが、どうしても苦手なようで1歳を過ぎた今でも食べてくれません。
それはそれで、嫌いなんだなと諦めがついているので、比較的ダメージは少ないです。
育児には諦めもつきものです。これがだめなら次へいこう!と、あまりネガティブにならずに、次へ進んでみることも大事ですよ。
【食感】がだめなのかもしれない
今までミルクや母乳を飲み、ドロドロのおかゆやすりおろしたニンジンに少しずつ慣れてきたというときに、いきなりくたくたのみじんぎりニンジンを食べさせても、大体びっくりして吐き出してしまうと思います。
ゴックン期に食べてくれていた食材を拒否するようになったなら、食感が苦手な証拠です。
いきなりみじん切りにステップアップするのではなく、ブレンダーでとろとろにし、
少しだけ形を残したものをあげてみると、うまくいくことがありますよ^^
離乳食にとても便利なお豆腐について!
豆腐は冷凍するとポソポソになってしまい、飲み込むのが難しい食材です。
少し面倒ですが、豆腐は賞味期限が少し長めのものを購入し、50gずつで売っているものもあるので、小分けされているものを買うのをおすすめします。
50gといっても、少ししかあげることができないのが離乳食。
余った豆腐は、お母さんが冷ややっこにして食べちゃってください^^
離乳食に初めての食材はアレルギーにも気を付けて
アレルギー反応を起こしてしまうことも 0%ではないので、そこも気を付けてくださいね。実際に食べさせてみないことには、アレルギーの有無がわかりません。
初めて与える食材のときは、もしもアレルギーを起こしてしまったとしても、すぐに病院にいけるように朝ごはんやお昼ご飯で与えるようにしましょう。
こちらの記事では、手作り離乳食についてご紹介していますが、
もし、ベビーフードをあげる場合は、あげたことのない食材が入っているものは避けましょう。
初めての食材をあげて、2~3時間後に湿疹や嘔吐、発熱がみられる場合は、すぐに医療機関へ連絡してください。
離乳食中期で気を付けるべき食材は卵です。
まずは固ゆでした黄身の真ん中部分をみみかきひとさじ程度からあげましょう。
卵ボーロはアレルギーが出やすいので、必ず固ゆで卵からあげてください。
まとめ
育児本通りに進まなかったり、周りの方からの声で悩んだり、
悩みが尽きないのが育児ですが、あなたの子どもも、一人の人間です。
この世に生まれて、まだ数か月足らずしか経っていないのですから、
うまくいかないことだってあります。
なんでもかんでもパクパク食べてくれる子こそ珍しいくらい、いくら手作りしても食べてくれない そんな時期って本当にごく当たり前に起こることなんです。
そんなときは、うまくいかないことを考えるよりも、「まいっか」の気持ちを持つことも重要です。
食べてくれないときは、作り方を工夫してみたり、良く食べるものと混ぜてあげたりしてみてくださいね^^子どもと一緒に、少しずつ ゆっくりと歩んでください。
食べないから、せっかく作ってるのに全然手を付けてくれないからと 落ち込む必要はありません!
ゴックン期、モグモグ期、カミカミ期と段階を踏んでいきますが、
お子さんにあった進め方もあります。もし、なかなか段階を踏めないときは、
一段階戻ってみるのもひとつの手です。
あまりにもきつくなってしまったときは、ベビーフードに頼ってもいいじゃないですか。
喋れないお子さんの好みを探り、解決策を見つけるのは簡単なことではありませんが、
笑顔で食事をしてくれるようになったときは、涙が出るほどうれしいものです。
イライラしてしまい、悲しいことも多いかもしれませんが、
大きくなれば食べてくれることだってあります。
笑顔の食事ほど美味しくて楽しいことはないですよね。それは赤ちゃんも同じ。
あまり思いつめずに、少しずつ、頑張ってくださいね。