ご出産おめでとうございます。早速育児がスタートし、毎日のおむつ替え、授乳、体温調節など家事に加えて育児をこなし、忙しい日々を送っているところと思いますが、
一番きついのは夜泣きではないでしょうか。大人の私たちは 昼間動いて夜は寝ることが当たり前ですが、赤ちゃんは昼も夜も関係なく数時間起きに授乳やミルクをしてあげなくてはなりません。
本記事では筆者の体験談をもとに、夜泣きにどう対応してきたかご紹介させていただきます。
赤ちゃんの夜泣きが本当に辛い
子育てをしていく中で、まず最初に悩むこと 辛いことといえば、夜泣きではないでしょうか。
過酷な出産が終わったと思えば、休む暇もなく育児もスタート。里帰りをされていないお母さんにとっては、誰に頼ったらいいかわからず、毎日不安な日々を送っているかもしれません。里帰りをされていたとしても 赤ちゃんの身の回りのお世話をするのはお母さんであるあなたです。
出産を終え、傷心しきった身体と心で迎える新生児育児。
私も、記憶にないくらい毎日が寝不足との闘いだったことを思い出します。
現在、一歳になった長男を子育て中ですが、新生児時代がやっぱり一番きつかった覚えがあります。
里帰りはせず、毎日新生児の赤ちゃんを一人で24時間体制で育児。
日中は家事をして、夜中は赤ちゃんの夜泣きの対応をして。
いつ休む時間があるの??家事も育児も一人でこなさなきゃいけない。終わりが見えない 辛い、キツイ・・・。
そんな毎日を送っていました。
本当に一番きつかったのが夜泣きです。寝てくれたと思ってやっと自分が眠りにつけるころにまた泣きだす息子。昼間は家事であまり寝られていないので夜泣きが身体にこたえました。
私は添い乳で寝かしつけをしていたせいもあってか、三時間おき、
酷いときには30分起きに泣いて起こされるなんて日常茶飯事。
赤ちゃんも、口さみしくなって泣いてしまうようです。
何時間も泣かれてしまうと、こっちが泣きたい気分になりませんか?
私は赤ちゃんと一緒に泣いてしまったことがあります。
当時は誰に頼ることもできずにいました。
なんて矛盾した気持ちでいっぱいいっぱいになってしまい、泣いてしまいました。
でも・・・。
不安にさせてごめんね、不甲斐ないお母さんでごめんねと、赤ちゃんに謝りながら
泣いてしまいましたが、なぜか私の気持ちが伝わったのか赤ちゃんも落ち着き、すやすやと眠ってくれました。
毎日寝不足で、記憶も定かでないほど夜泣き対応はきつかったけど、あの時の”赤ちゃんとつながっていると実感した時の気持ち”は今でも忘れられません。
赤ちゃんの夜泣きはいつ終わるの?
私は長男が1歳になる前に、年子を妊娠したため母乳をあげていましたが、1歳前に断乳しました。
断乳するまで新生児から常に付きまとってきた夜泣きです。
今となっては、母乳をあげれないことがさみしく感じるときもありますが、
断乳したおかげか夜泣きが一切なくなりました。
子どもそれぞれに性格や違いがありますので、絶対ではありませんが
母乳で育てられている子は断乳や卒乳をすると夜泣きが頻繁ではなくなり 朝までぐっすり眠れるようになる子も多いです。
最初からミルクだったりすると、この法則は当てはまらないので難しいところですが、平均的な数字でいうと夜泣きが収まるのは1歳から1歳半くらいまでです。
2歳を過ぎても夜泣きをする子もいれば、1歳を迎える前に夜泣きがなくなる子もいるわけなので 赤ちゃんの夜泣きが収まる時期は誰にも分らない・・・が正解です。
赤ちゃんは眠りに入る感覚が怖いと思っている?
ハッキリしたことではないのですが、赤ちゃんは眠りに入る瞬間に自分がこの世から消えてしまうような感覚にあるらしいのです。
スゥっと意識が遠のいていく感覚をとても怖いと感じていて、「寝てしまえば大好きなママに会えなくなってしまう」と感じてしまうのだとか。
フロイトなどの有名な心理学者の説によると、赤ちゃんにとって眠るということは、自分の存在がこの世から消えてしまうことと同じであり、それに対して大きな恐怖心が呼び起こされる、と言われています。
引用元:フロイトが説く赤ちゃんの本音
単純に「赤ちゃんは寝ることでママと会えなくなると思っているから泣いちゃうんだよね」って思うことで、少しは夜泣きに対するイライラや辛さが和らいだので、本当かどうかは わからないにしても 心の安定剤としてこういう考え方はおススメです。
赤ちゃんの夜泣きにできる対策はあるの?
私の場合、生まれた時から母乳育児だったため、夜間の授乳で夜泣きが発生することが多かったです。
続けて眠れてよくて3時間。ミルク育児だと、哺乳瓶洗浄や作る時間などもあるので、もっと睡眠時間は削られてしまいますよね。
生後三か月をすぎるころまでは窒息が心配だったので、首が座るまでは授乳枕で母乳をあげていましたが、それ以降も一度”添い乳”をするとクセになると思い、”添い乳”は避けていました。
ですが、三時間ですら続けて眠れないようであれば、お母さんの身体のためにも添い乳を推奨します。
※添い乳とは・・・赤ちゃんと一緒に横になって、赤ちゃんが寝てしまうまで授乳することです。
ただ一つ気を付けてほしいことは、冬場は特に 胸を出したまま一緒に寝てしまうと翌朝高確率で風邪をひいてしまうので気を付けましょう。
パパにもじゃんじゃん頼ろう
子どもの父親であるパパにも頼ること。よくパパが口にするのは、
「パパじゃ泣き止まないよ~。ママがいいって~。」
という言葉です。あなたのご主人も一度は言っているのではないでしょうか?
そんなパパ、やる気はあるのですがどうしたらいいのか分からず、抱っこもうまくできないし 弱音を吐いてしまうのです。それにママがいけばすぐに泣き止んでくれることも知っているのです。
弱音を吐きたいのはママであるあなたも一緒ですよね。あなただけの子ではありません。二人の子どもなんだから、遠慮せずにどんどんパパを頼ってください。
- 哺乳瓶を洗う
- 食器を洗う
- 簡単でいいからご飯を作ってもらう
- 洗濯物を干してもらう
などと家事を役割分担することが つらい夜泣きを乗り越えるコツです。
夜泣きを乗り越えた私のもう一つの心のよりどころとは
私が新生児の夜泣きを乗り越えられた大きな心の支えが、ツイッターのママアカウントでした。誰かとお話をするわけではなく、自分だけではない、他のお母さんたちも頑張っているんだ。と、ツイートを見るだけで心が救われた気分になっていました。
夜泣き辛い。。2時間くらい抱っこしてるで☺️
息子くんが20分くらい泣き止まないー。。
夜泣きは放置してオッケーって言う説あるけど、20分も泣かれ続けるとこっちの頭が痛くなってきて構ってやらなかんくなるから辛い😢🌊
夜中でも、赤ちゃんのお世話に奮闘しているお母さんは私以外にもたくさんいました。
ママアカウントでは赤ちゃんの夜泣きの対応をすることを、<夜勤>と呼び、フォロワーさんたちで支えあいながら、たまにはおすすめのコンビニスイーツなどをツイートしあって、夜泣きを乗り越えました。
私のように、両方の実家からも離れたところに住み、ママ友を作る余裕なんてないお母さんにおすすめなのが、ツイッターです!!
赤ちゃんの夜泣きについてまとめ
夜泣きはずっと続くものではないとわかってはいても、寝不足が続くわけなので本当にきついです。天使にも悪魔にもなってしまうのが赤ちゃんというものです。
ほかのみんなも頑張っている。自分の子どもだけがこんなに夜泣きするわけじゃないんだ。
と、少しでもあなたの心が救われていたらいいなと思います。
ママにとって赤ちゃんがとっても大切な宝物であるように、赤ちゃんにとってもママはたった一人の誰よりも大好きな人です。
日中は赤ちゃんと一緒にお昼寝をするなど、ママ自身を中心に考えた育児方法を自ら編み出してみるのもいいかもしれませんね^^
私は赤ちゃんが寝た瞬間に一切の家事をやめて一緒に寝る!を徹底したこともあり、夜泣きの辛さにだいぶ耐えられるようになりました。
出口のないトンネルをさまよっているように感じてしまうかもしれないけれど、夜泣きには必ず終わりがきます。大丈夫。
辛いときは我慢せずに辛いんじゃ!!!!と 家族や友人に話したり Twitterに吐き出してくださいね。受け止めてくれる人がいない!と思ったら 私にぶちまけてくださいね^^