お歳暮

お歳暮のお返しは必要?知っておきたいマナーと相場

 

今年も残すところあとわずか、

そんなときに思いもよらない人からお歳暮が届いた!

なんてことが ありました。

えええ!私なにも準備してなかったぁ!

どうしたらいいの??

そんな時はどうしたらいいのか、お返しのことについて
簡単にまとめておきます(*´ω`*)

 

お歳暮を頂いたらお返しする必要はあるの?

お歳暮を頂いたら、原則としてお返しをする必要はありません。
お歳暮とは、「日ごろの感謝の気持ちを伝える贈り物」なのですね。

(世の中には、見返りを期待して贈ってくる人も
いるかもしれませんが)

基本的に お中元やお歳暮はお返しを必要としません。

 

あなたに今年一年間のお礼の気持ちを 年の暮れに贈ってくださった・・・
と思っていただけたら・・・(*’ω’*)

 

ただ、お返しが必要では無いことは確かですが、

お礼をすることは 必要になります。

何かしてもらったら「ありがとう」と言うことは
子供の時に教えてもらいましたよね(・´з`・)

 

大人になっても同じこと。

きちんとお礼を伝えることが大切です。

 

お歳暮のお返しをする上で気を付けたいマナーは?

お歳暮を頂いたら、お礼をすることが大切だと言いました。

ではどうやってお礼を伝えたらいいのか?

 

このネットが普及している世の中。
メールで済ませることも増えてきているようです。 が!

 

親しい間柄の場合は、直接の電話でもかまいませんが、
お手紙(ハガキ)でお礼を伝えることをおススメします(`・ω・´)

お歳暮をいただいた当日~三日以内までにお礼を伝えることがマナーとなっています。

※もしも遅れてしまった場合は、おわびの文章を付け加えると良いですね。

御歳暮をいただいて、お礼状だけでなく、どうしてもお返しをしたい場合は、
少し間を空けて贈ります。

年が明けて松の内まで(1月7日まで)の「御年賀」
松の内以降の「寒中御見舞い」「寒中御伺」など。

お歳暮のお礼状の基本の書き方

1、頭語  

拝啓、謹啓、恭敬 など

2、時候の挨拶

12月の季節の言葉をいれます。

(師走、寒冷、歳末、歳晩、忙月、厳寒、短日、)「~の候」「~の折」などを繋げる
師走の候、

例・・・寒冷もつづくこのごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

3、お礼の言葉
頂いたお歳暮について お礼の言葉を書きます。

4、感謝の言葉
頂いたお歳暮をどうしたか、
食べ物ならば 美味しくいただいたこと、
消耗品なら 大切に使い始めたこと など 頂いて嬉しかったことを伝えます。

5、結びの言葉
これからまた寒くなること、おからだをご自愛いただきたいこと
良い年を迎えられますように などと伝えます。

6、後付け

敬具、日付 名前 など

 

こんな流れでお手紙を書けば 間違いはありません(*´ω`*)

お歳暮のお返しをする場合の相場は?

お返しを「御年賀」や「寒中御見舞」などでする場合、
相場は頂いた贈答品の、「半額~」がよいとされています。

半返し」と言われる考え方です(*´ω`*)

金額の目安なので、必ず半額じゃないといけない!ということはありませんが、
「いただいたものより、少し安め」のものが、相手の方が受け取りやすいものになります。

「頂いたものと同額程度のお返し」をしてしまうと、誤解を招く場合があります。

というのも お歳暮などをやめたいとき、
「今後は遠慮します」とお断りをする場合に
「断り状と一緒に同額程度のものや同額以上のものをお返しする」パターンが多いので、
そうでなくても、そう思われてしまうリスクがあります。

相手方との関係によって 是非気をつけてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたか?

お歳暮にお返しは必ずしも必要ではありませんが、
お礼のお手紙またはハガキ、親しい仲ならお電話でも構いませんので
きちんとお礼の気持ちを伝えてくださいね。

 

どうしても何か品物をお返ししたい場合は

半額~同額以下の物を贈ってください(*´ω`*)

 

そしてこれからも お付き合いを続けていきたいなと思ったなら

来年からお歳暮を「贈り合う」、ようにしてみてくださいね(*´ω`*)