日本人のごはんのお供といえば納豆。
栄養素もかなり高く、健康食品として朝ご飯にも最適な納豆ですが、買ってあるのを忘れてしまい、気づくと賞味期限切れてるーーーなんてことありませんか?
発酵食品だし、食べられそうなんだけど実際のところはどうなのでしょうか?
今回は、賞味期限切れの納豆の謎についてご紹介いたします。
納豆の賞味期限が2週間切れていても大丈夫?
納豆は、2週間過ぎてるくらいなら大丈夫かな!と判断して食べてしまうご家庭も少なくはないようです。
日本では、ほとんどの食べ物の賞味期限が2割以上短く設定されています。
安全のためとはいえ、結構短めの設定ですよね。
賞味期限というものは、「美味しく食べられる期間」のことであって、食べられなくなる期限ではないので 冷蔵保存をしていた場合、数日程度なら問題なく食べられます。
ですが、賞味期限を大幅に過ぎてしまうと風味が落ちてしまい、あまりおいしくありません。
食感も舌触りが悪くなってしまいます。
それは、納豆が発酵食品だから。
納豆は、大豆に納豆菌を混ぜ発酵させて作っているため、賞味期限が切れると発酵が進んでしまい、アミノ酸の結晶となる白いぽつぽつが現れ、風味や舌ざわりが損なわれてしまうのです。
体に害はないので、気にしない方は気にせずに食べてしまうみたいです。
ですが!! 気を付けてほしいのが消費期限。
消費期限が切れた食材を食べてしまうと体調が悪くなってしまう可能性があるので、
消費期限は必ず守ってください。
二週間程度過ぎたものを実際に見てみても、あまり変化や違和感は感じられませんが、
豆が少し濃い茶色になり、ねばりも少なくなっています。
でもやっぱり、風味は確実に落ちているはずなので、美味しく食べたいときや、体調があまりよくないときは避けたほうがいいですよ!!
納豆の賞味期限切れでも食べられるのはいつまで?
全国納豆協同組合連合会納豆PRセンターによると、二ヶ月以上の冷蔵保存では水分が抜けてカリカリになるそうです。
水でふやかすと、食べられないこともないようですが、そこまでして食べる必要はあまりないような気が…
身体に害はないとはいっても、カリカリでネバネバもあまりない納豆は美味しく食べられないので、新しい納豆を買ってくるほうがいいと思います。
冷蔵保存をしていると、二ヶ月以上たっても食べられるというなんとも強気な意見も見かけたのですが、もしも冷蔵庫に入れ忘れて常温保存してしまっていた場合は
ほとんどの場合カビが生えてしまうので、カビが生えたら速やかにサヨウナラしてください。
こんな納豆は食べちゃダメ!
納豆は 保存状態などにも左右されてしまうために 日数で考えるよりは「納豆の状態をよく観察」することが大切です。
- 腐敗したようなにおいがする
- アンモニアっぽいにおいがする
- カビが生えている
- 糸をひかずにバラバラになっている
納豆が上記のような状態になっている もしくは なってそうだなぁ・・・なんて思う場合は あきらめて捨てる選択をしましょう!
納豆の上手な保存方法とはコレだ!
長く保存をしたい場合は、買ってすぐに冷凍する方法もあります。
パックごとビニール袋に入れ、冷凍庫で1か月程度、美味しさもあまり損なわれずに食べることができます。
納豆菌の活動は0度まで下がると停止します。冷蔵庫に戻すとまた働きを再開するので、
食べる前日に冷蔵庫で自然解凍しておきましょう。
ただし、冷凍するとねばねば感がなくなってしまうので、納豆というよりは
納豆風味の豆を食べている感覚です。
あのねばねば感が好きな場合は、あまりおすすめしませんが、
おうちを長期不在にする場合などは、冷凍しておくのもひとつの手ですね^^
納豆の賞味期限についてまとめ
納豆の賞味期限について調べてみました。
二週間程度であれば、多少の変化があるかもしれないが、一応食べられる
ということがわかりました。
納豆って賞味期限は特に気にせずに冷蔵庫にあったら食べてしまいがちですよね。
そのせいもあってか、あるのを忘れてしまうのも納豆。
あくまでも賞味期限は、美味しく食べられる期間のことなので、多少なら自分でおいしいと感じれれば、セーフということです。
カリカリになっていたり、ねばねばが少なくなっていると私ならやめておきます。
夫は、一か月ならセーフと思っているらしく、気にせずにパクパク食べていました。
気にしない人は気にせずに食べているみたいですが、判断をしにくい食品の一つの納豆です。
納豆はもともと腐っているものだからと油断していると危険なので、パッケージを開封したらすぐに食べてください。
1か月程度なら、美味しくないのを我慢して食べるか、美味しくないので捨てるかの判断なので、
自分に合った食べ方でおいしく食べてくださいね。