大切な人が亡くなって喪中になると、普段の生活で当たり前にしていることも、
「あれ、これはどうなんだっけ?」なんて考えてしまうことありますよね。
今日は喪中の節分について。
豆まきや恵方巻きのこと、喪中の身ならどうすることが一番良いのか
お話したいと思います(*^_^*)
喪中に節分の豆まきはしてもいいの!?
まず。一般的に「喪中」と呼ばれる時期って決まりが無いというのはご存知ですか?
喪中というのは、あなたが大切な人を失った強い悲しみのために、祝い事や華やかなイベントにとても参加するような気持ちになれない状態のことを言います。
「喪中だから○○をしてはいけない」などと、行動が制限されるわけではありません!
「悲しみの淵にいるいま、新年を喜ぶ気持ちにもなれない。」から年賀状が出せない・・・
「友人や知人の結婚式にも参列できるような心理状態ではない」から結婚式に出席できない・・・などと、あなたの心の気持ちに従って判断することです。
そんな理由からも、「喪中だから豆まきはできない?」と考えるのはちょっと違います。
節分自体は祝い事ではありません。季節の変わり目を意味します。
季節の変わり目は寒暖差もありますし、体調を崩しやすくなりますね。
この「体調を崩すこと」は、その昔悪霊の仕業だと考えられていました。
この悪霊や邪気を払うために行うのが、現代にも伝わる「豆まき」です。
からだの無事を祈ったり、悪いものを退治して幸福を呼び込むために行う「豆まき」ですので、喪中であっても 家族で豆まきすることは何も躊躇する必要はありませんよ(*´ω`*)
ただ、「大切な人を失った打ちひしがれるような悲しみからは立ち直れておらず、豆まきして福を呼びたい・・・なんて気持ちになれない」のならば
喪中の自分の気持ちを最優先に、「節分の豆まきは今年はやめとこう・・・」と決めることがあっても、もちろんいいのですよ。
「節分は喪中であってもやるべき」と考えてはいけません。
どちらでもいいのです。
あなたのお気持ちを最優先に考えてみてくださいね(*´ω`*)
喪中の節分の恵方巻きは食べても大丈夫?
すでに前章で答えは出ているのですが、もちろん恵方巻きも食べて大丈夫です。
恵方巻きは、その年の恵方に向かって巻き寿司に幸福を巻き込みながら黙って食べる風習です。
関連記事:恵方巻きの方角は??今年はここだ!
豆まきも、恵方巻きを食べることも、喪中には避けたいような「お祝い事」ではありませんし、派手なことでもありません。
きっと お亡くなりになってしまったあなたの大切な人は、あなたに幸せがたくさん舞い込んでくれるように祈っているはずです。
節分の日に、家族で無病息災を祈りながら、豆まきをしたり恵方巻きを食べたり、
節分らしい献立にして、家族で季節の変わり目を感じてみましょう。
喪中だから・・・こんなことしたらだめだろう・・・なんて自粛すれば、
あなたの大切な人は悲しむかもしれません。
きっと あなたとあなたの家族や大切な人たちの健康や幸せを誰よりも願っているはずだから。
とはいえ、前にも述べた通り あなたがいくら節分とはいえ
「とても立ち直って豆まきしたり恵方巻き食べたりできるような状態ではない」のなら、
やはり亡くなった大切な方のことを想いながら静かに過ごすことも 良いかもしれませんね。
喪中の節分の豆まきや恵方巻きについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
喪中だからこれしちゃだめ!あれしちゃだめ!などと凝り固まった考えは必要ありません。
何よりも 何よりもあなたの心と相談して どうするか決めてくださいね(*´ω`*)
最後までお読みいただきありがとうございました。