お正月が過ぎ鏡開きを迎えると、お供えしていた鏡餅を食べることになります。
神様のチカラが宿り、鏡餅を食べることで1年間平穏に過ごせると言われている縁起物。
そんな大切な鏡餅にカ、、、カビが・・・!!!!!!!
って 実際、本当によくあることですよね。
私も子供の頃はカビくさいお餅を食べていた記憶があります。
そしていつも思ってた。「臭いから食べたくない・・・。」
カビが生えていたお餅って、いくらカビを取ったところでカビ臭いんですよね。これってめちゃくちゃ体に悪いんですよね。本当はΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
というわけで、今年からはカビつきの鏡餅とおさらばしてもらうべく、カビが生えないようにするために今すぐできる超簡単なカビ予防策をお伝えします!!
鏡餅のカビを防ぐことなんてできるの!?
はい。できます!(`・ω・´)
そもそも鏡餅には何故カビが生えるのでしょうか?その原因を知ればあなたも予防方法が見えてくるはずです♡
鏡餅にカビが生える原因とは
カビが生えるために必要なものが、温度、湿度、酸素、栄養分になります。
この4つがですね、鏡餅を飾る場所(室内)にはとても好条件で揃ってしまうんです。
温度
20~30℃を好みますが、25℃前後に最も活発に発生するといわれています。
が、低温度で繁殖するカビもあるので冷蔵庫に入れておいてもカビは生えてしまいます。
湿度
湿度が高ければ高いほど、カビは発生しやすくなります。当たり前ですね( ;∀;)お餅は水分も含んでいるのでそこも原因の一つです。
酸素
私たちにとっても必要不可欠なものですが、カビにとっても同じ。酸素がないと、成長できません。
真空パックのお餅がカビにくいのは酸素(空気)を遮断しているからなのですね。
栄養分
お餅は、「でんぷん」や「たんぱく質」などカビが大好きな栄養分を含んでいます。
カビは植物なのですが、自分で光合成ができないのでよそから栄養を取り込むことで生きているんですね。
(生きるために必死なのだ!!!( ;∀;)
この4つが揃わないようにすることで、カビの発生を遅らせることができます!
鏡餅のカビを予防することは超簡単!!
完全に予防!絶対カビつかない!とまでは言い切れませんが、カビの発生を大幅に遅らせることはできます。しかもそれがおうちにあるもので超簡単にできちゃうんです♪
割りばし(またはステンレスの釘)
キレイな布(キッチンペーパーなどでも)
焼酎(甲類)
ハケ
まず、絶対に素手でお餅を触らない事が大切です。手には雑菌も多いですしね(*´ω`*)
そのためにビニール手袋などで直接お餅に触れられないようにします。
1:お餅についている粉はキレイにふき取ります。
鏡餅を自作されている場合、「もち粉」ではなく「片栗粉」を使っていませんか?
この片栗粉はでんぷんからできているので、カビの大好物なんです。片栗粉の場合は特にしっかりと払いましょう。
2:焼酎をたっぷりとハケにつけ、しっかり塗ります。
焼酎は甲類を選んでくださいね♪安物で大丈夫。乙類は香り高く匂いうつりの心配もあるので向いていません。
3:焼酎を塗ったら、やさしく包み込むようにキレイな布で拭き、しっかり乾かしてくださいね♪(ゴシゴシと拭きすぎはダメですよっ)
4:割りばしを、上の段のお餅よりやや短めのサイズに切ります。ほとんど目立たないはず♪
(ヘッタクソな絵でごめんなさいwww)
こんな風に割りばしを乗せて、上の餅と下の餅に隙間を作るんです(*´▽`*)
押し入れや、ベッドのマットレスの下にスノコを敷いたりするのと同じことで、空気の通り道を作ってあげるんです。
お餅とお餅の接点を小さくするために、ステンレスの釘を打つという方法もありますが、釘って・・・とちょっと抵抗がある方は割りばしでも全然大丈夫。
どちらでも構いません(*´ω`*)とにかく、お餅とお餅が重なりあっているところにカビが生えやすいのでその接点を小さくします。
焼酎を塗る作業は、少し面倒かもしれませんが、2~3日に1度やることで効果が保てますよ(`・ω・´)
焼酎を塗ることで、鏡餅の表面が殺菌されカビが発生・繁殖しにくくなります。
そのほかに、鏡餅を置く場所に風が通るように、定期的に外の空気をいれて換気をすることを心掛けてくださいね(*´ω`*)
鏡餅のカビは予防できる!についてまとめ
いかがでしたでしょうか?鏡餅のカビって本当に厄介なんだけど、予防するのは意外と簡単なんですね♪
もちろん、絶対生えないとは言い切れませんし、カビも生きるために必死です(笑)
でもカビの発生を遅らせることはできます!
今年こそ、カビのない美味しい鏡餅をみんなで食べてくださいね!!
一年間あなたが幸せに過ごせますように(*´ω`*)心からお祈りしています。