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エアコンの電気代を徹底調査!1ヶ月つけっぱなしにするとどうなる?

エアコンの電気代を徹底調査!1ヶ月つけっぱなしにするとどうなる?

夏の暑さを乗り切るために、エアコンは欠かせない存在です。エアコンの電気代は、1ヶ月間つけっぱなしにするとどれくらいかかるのでしょうか?今回は、エアコンの電気代について、1ヶ月間つけっぱなしでどうなるかや、節約のポイントについてもご紹介します。

エアコンの電気代は1ヶ月つけっぱなしでどうなる?冷房と暖房で比較

エアコンの電気代が1ヶ月間つけっぱなしの場合どうなるか、冷房と暖房で比較してみました。一般的な壁掛け6畳用エアコンで、冷房時の消費電力を420W、暖房時の消費電力を440Wと仮定し、1kWhあたりの電気代を全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価である31円で計算した場合の例です。

エアコンの電気代 1ヶ月つけっぱなし「冷房」の場合

エアコンを「冷房」で1ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代の目安は、0.42(消費電力420W)×31(目安単価)×24(1日)×30(1ヶ月)で、約9300円となります。

エアコンの電気代 1ヶ月つけっぱなし「暖房」の場合

エアコンを「暖房」で1ヶ月間つけっぱなしにした場合の電気代は、冷房よりも高くなります。計算式は、0.44(消費電力440W)×31(目安単価)×24(1日)×30(1ヶ月)で、約9800円です。冬場は夏場以上に外気と室温の差が大きいため、消費電力が増加します。

エアコンの電気代はつけっぱなしorこまめに消す どちらが安い?

エアコンの電気代は1ヵ月つけっぱなしだとそこそこの高額になることが分かりました。電気代はなるべく節約したいものですが、エアコンを全く使わない生活は難しいでしょう。そこで気になるのが、「エアコンはこまめに消した方が良いのか、それともつけっぱなしの方が良いのか」ということです。

エアコンの電気代はつけっぱなしの方が安くなる

結論として、日中(おおよそ9:00~18:00)は外気温が高いため、「つけっぱなし」にした方が総消費電力が低くなる傾向があります。これは、外気温とエアコンの設定温度との差が大きいため、起動時に大量の電力を使用するからです。こまめにオンオフを繰り返すと、そのたびに多くの電力を消費することになります。そのため、エアコンをつけっぱなしにして起動回数を減らした方が、結果的に電気代が安くなるのです。

1時間以上の外出ならエアコンを消した方がいい

エアコンの起動には多くの電力を使用します。そのため、短時間の外出(10〜20分程度や1時間以内)であれば、エアコンは消さないほうが良いでしょう。

一方で、1時間以上の外出をするなら、エアコンを消したほうが電気代を抑えられます。なお、これはあくまで目安であり、使用するエアコンの種類、部屋の間取り、天候などの条件によって電気代は変動することがあります。

エアコンの電気代を抑えたい!節約のポイント

夏の猛暑日はエアコンの稼働率が高くなるため、電気代が増加する傾向にあります。電気代を節約するためには、以下のポイントに注意しましょう。

設定温度の見直し

エアコンの設定温度を適切に設定することで、消費電力を抑えることができます。夏は26〜28度、冬は20〜22度が推奨されています。

定期的なメンテナンス

フィルターの掃除や室外機のメンテナンスを行うことで、エアコンの効率を保ち、無駄な電力消費を防ぐことができます。

サーキュレーターの活用

エアコンと併用してサーキュレーターを使うことで、冷気や暖気を効率的に循環させることができます。これにより、エアコンの設定温度を低めにしても快適に過ごせます。

遮熱カーテンの使用

窓からの直射日光を遮ることで、室内の温度上昇を抑え、エアコンの負荷を軽減できます。

古いエアコンの買い替え

古いエアコンは最新のモデルに比べて効率が悪いため、電気代が高くなりがちです。省エネ性能の高い最新モデルへの買い替えを検討しましょう。

まとめ

エアコンの電気代は、使い方次第で大きく変わります。1ヶ月つけっぱなしにすると高額な電気代が発生することがわかりましたが、節約のポイントを押さえることで、快適さを保ちながら電気代を抑えることができます。ぜひ、この記事を参考にして、エアコンの賢い使い方を実践してみてください!